プロ・ダンスの世界


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埼玉県熊谷市の某ホテルにて2006,2009,2011撮影。
大西ダンススクール・ダンスパーティのプロデモより)


Nikon D200, D300, D7000
Sigma 50-150mm F2.8 DC HSM EX


D200 --------------------------------- 1 - 6
D300 -------------------------------- 7 - 12
D7000 ------------------------------- 13 -20

■撮影後記
 5年ほど前から頼まれて社交ダンスを撮っている。
私が定期的に撮る被写体の中では最も条件的に厳しいものである。
何しろ暗い、照明がコロコロ変わる、動きが激しい、と3拍子揃っている。
おおむねISO 1600〜3200、F値は2.8〜4でシャッター速度は1/20〜1/1000の範囲になる。
初めは2006年にD200で撮ったのだが、動きが読めないこともあって非常に苦戦した。
その後D300を経てD7000になったのだが、AF能力向上と高感度ノイズの低減もあって、楽になったとは言わないが、まずまずの結果を残せるようになった。
今の課題は使用レンズで、SIGMA 50-150でもワイド側が長すぎてダンサーが近くに来たときに撮れない。といって他に代替レンズもないのが現状である。
プロのカメラマンがどういう機材を使っているかというと、おおむねスチル2名、ビデオ1名で撮っている。
機材はD3に24-70mm F2.8と70-200mm F2.8を使ってるのを見かけた。さすが現状、最高のセットですな。撮り方はストロボでポーズを決めた瞬間を着実に押さえたショット狙いである。
ただ私の場合は売り物の写真を撮るわけではないし、4のような動きを感じさせるショットを撮りたいのと観客の邪魔をしたくないので、なるべくストロボは使わないようにしている。とはいえ頼まれ写真にはストロボを使いますよ。
それで機材に話を戻すと、ダンスを撮るためだけにD3sを買うほど財政が豊かではないので悩みは尽きない。 AF-S 70-200 F2.8はあるので D700を買うという手はある。ただD700はモデル末期だし、初代D3のセンサーなのも不満である。
そこで今は純正のAF-S 24-120mm F4を考えている。F4というのが不満だが、24mmなら近くに来たダンサーにも対応できる。第2案としてD3100に大口径標準ズームを付けてD7000との2刀流というのもある。
次の撮影機会は年末のクリスマスパーティだから、しばらく考えようと思う。