追憶の清里ファンシーランド


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長野県清里にて2011/8撮影。


Panasonic DMC-GH2, GF1


LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ------------ 1 - 6, 21
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 -------------- 7 - 20

■撮影後記
 富士見高原ゆり園に行く途中、清里に寄ってみた。
実は清里の駅前に行ったのは初めて。かつて多くの若い女性を引きつけた清里だが、現在は 随分と静かな場所になっていた。往事のイメージを思い浮かばせる場所はと探したところ、 駅近くにファンシーショップとポーセリンミュージアムというのを見つけた。
後者は個人の収集物を集めた個人ミュージアムで、マイセンの陶器を中心に展示している。
見学客が少ないせいか館長が付きっきりで説明してくれる。陶器もマイセン以外に、ウェッジウッド、ミントン、ロイヤルコペンハーゲン、セーブルなど随分たくさんある。
陶器以外にも鉄の女神像とかステンドグラス、銀製品、宝飾品、はてはコダック・レチナのデッドストック品とかよく言えば幅広く、悪く言えば節操もなく収集物が並んでいる。
陶磁器には疎い私だが、18などは豪華でとても良いと思う。16は日本の柿右衛門の写し。永らく磁器が作れなかったヨーロッパでは景徳鎮や伊万里が垂涎の的であり、こういう物が作られたということである。
館長に「物を見る目をお持ちなんですね」というと、「それがあるのが困りものなんだよ」という答えが返ってきた。色々と話が面白くつい予定より長居をしてしまったが、良い物を見た充実感が残った。