初夏の尾瀬ヶ原


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尾瀬ヶ原湿原にて2012/7/24撮影。

Nikon COOLPIX AW100, Olympus E-PL3


Nikon COOLPIX AW100 ------------------------ 13
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6 ---------- else

■撮影後記
 これまで尾瀬は人出が多いとか湿原までのアプローチが長いとかの理由で何となく行きそびれていた。
しかしまあ一度は見てみようということで早起きしていってみた。早起きと行っても出発したのは4時半過ぎなのでカメラマンとしてはやや失格かもしれない。
尾瀬はいくつかルートがあるようですが今回は最も一般的な鳩待峠から入ってみた。麓の尾瀬戸倉第二駐車場に車を止めて乗合バスで鳩待峠まで行くルートである。
湿原の入り口である山の鼻まで3.3km=1時間である。ビジターセンターを抜けて湿原に入ったときは、ああ、やっときたなと感じた。これまでいくつもの湿原を訪れたが尾瀬の第一印象は広いなあ、ということ。池塘も多いし、川がいくつも流れている。山の鼻から牛首分岐を超えて東電小屋、見晴、竜宮と一周してきたがアップダウンが少ないので思ったほどは疲れなかった。ただ最後の鳩待峠に戻る手前の上り坂は少し息が切れた。
今回の尾瀬行きはニッコウキスゲの大群落を見るためだったが、残念ながらそれは叶わなかった。
過去、雄国沼なども満開の時期を狙って行ったがそのときも駄目で、どうも私はニッコウキスゲとは相性が悪いようだ。
しかし空気は良いし、小鳥のさえずりが響き、ワタスゲやヒツジグサの花が見られたのはよかった。
さらにモウセンゴケが至る所にあり、苦労して撮れたのは想定外の収穫である。ただもう少し大きく撮りたかったので事前にわかっていればマクロレンズかNikon V1に望遠レンズを持ってきたいところであった。
これで一応尾瀬に来たことになるので、来夏には歌のように「思い出す」ことができる資格を得たことになる。