イグアスの滝(ブラジル、アルゼンチン)にて2019/10/5,6撮影。
Olympus E-M1 MarkII, Nikon KeyMission 170
■撮影後記
南米旅行の掉尾を飾るのはイグアスの滝です。イグアスとは先住民の言葉で大いなる水の意味です。
初日はアルゼンチン側の遊歩道を進み最奥の悪魔の喉笛を見ました(No.2, 3)。その後トロッコ電車と遊歩道を使っていくつかの瀑布を巡り、最後にボートで滝を下側から見学しました。
翌日はまずヘリで滝の全景を空撮しました。どこまでいっても緑のジャングルが続く中、大地の一部が細長く裂けているかのような滝の構造が良く見渡せました。
最後にブラジル側の遊歩道を歩き、アルゼンチン側の滝を見学しました。途中数々の生き物にも出会いました。
アマツバメ(No.7, 12)は滝壺に無数に飛んでいました。天敵を避けるため滝の裏側に営巣しています。
ルリサンジャク(No.8)は数カ所で目にしました。カケスの仲間で愛嬌のある顔つきをしています。ハナグマ(No.20)は園内各所で目につきました。木登りが得意で人間から食べ物を奪うこともあります。オニオオハシ(No.21, 22)は雨期にはあまり見られないそうです。私が目にしたときは小鳥の卵または雛を狙っており、狙われた小鳥が大きな声で叫んでいました。オオトカゲ(No.23)も見つけましたが正式名は不明です。
リマに始まり、クスコ、ナスカ、マチュピチュ、イグアスと巡りましたが、思い切って行った甲斐はありました。ただし旅行の行程はかなりタイトなものでしたので、体力のあるうちに行ったのは正解だったと思います。おそらく私にとっては最初で最後の南米旅行になるでしょうが、一生の思い出になることでしょう。