埼玉県、群馬県にて2020/8撮影。
Olympus E-M1 MarkII
■撮影後記
レンゲショウマといえば関東では御岳山が有名ですが、まだ行ったことがありません。
その代わりに赤城自然園と最近では森林公園に行っています。森林公園のレンゲショウマは以前はほんの小さな群落だったのですが、今年はそこそこ咲いていました。カメラマンも平日ながら数名訪れておりました。
赤城自然園は森林公園に比べるとずっと規模が大きく数カ所で咲いています。今年は8月の下旬に訪れたので、もう先終わってしまったかな、と思ったのですが、まだまだ咲き残っておりでかけた甲斐がありました。
レンゲショウマも日本特産でキンポウゲ科の多年草です。キンポウゲ科というと春先に咲く花々のイメージがありますが、この花は夏にやや湿った林床に生えます。薄紫の丸い小さな蕾から、下向きに可愛らいい肉厚の花びらが咲きます。
下向きに咲くので撮影はなかなか難しいのですが、チルト液晶を持つデジタルカメラであれば撮影は容易かと思います。レンゲショウマは複数の都道府県で絶滅危惧種に指定されているので、これらの場所では今後も永らく咲いてほしいものです。