岡山県にて2020/11/20、21撮影。
Nikon Z7
■撮影後記
備中松山城は山城です。中腹の駐車場まで車で行き、そこから八合目まではシャトルバスに乗っていきます。
八合目からは徒歩で山頂の天守閣を目指します。投入堂に比べれば全然楽ですが、それでも天守閣を見るのは楽ではありません。
備中松山城は現存天守12城の一つで、山城の天守としては唯一のものです。近世には半ば忘れられた城であり、昭和初期の写真では老朽化が進み、無残な姿でした。しかし近年修復の機運が高まり高梁町により修復されました。
写真的には秋から春にかけての早朝に雲海に浮かぶ城郭を見ることができます。
備中松山城の麓には武家屋敷が立ち並ぶ一画があるので少し寄ってみました。大きな寺や協会などがあり、観光地化されていないので落ち着いて散策することができました。
翌日は備中国分寺に行きました。五重塔とコスモスが牧歌的で雰囲気が良かったです。
その後ブラタモリでも放映された吉備津神社に行きました。吉備津造りの独特の社殿が印象的です。本殿の周りには回廊が巡らされており、七五三のお祝いにお参りに来た親子連れが多かったです。最後に少し離れた場所にある吉備津彦神社に行きました。こちらも吉備津神社ほどではありませんが、風格のある神社でした。
備中松山城の見学により現存12天守はコンプリートできました。姫路城や松山城のように大きく立派な城もいいですが、ここや犬山城のように小さくても光る特長のある城が印象に残りますね。