島根県松江市にて2020/11/17撮影。
Nikon Z7
■撮影後記
松江城は現存12天守の一つです。関ケ原の戦功により出雲・隠岐の太守となった堀尾父子により築城されました。外観は黒い板壁が重厚な感じを与えます。内部は四重五階、地下一階となっており、柱は複数の木材を鎹でまとめたものとなっています。このような寄木柱は単一の柱よりも強固だそうです。
no.7の洋館は興雲閣といい、明治36年に松江市が工芸品陳列所として建てたものです。淡いモスグリーンの外壁が上品な印象を与えています。
月照寺は松江藩主の菩提寺です。茶の湯の世界で不昧公として知られる松平治郷公の墓所(No.14)もあります。不昧は名工を保護し、名器を収集するとともに、名物(めいぶつ)としられた名器を細かく分類評価し、古今名物類聚にまとめました。
NO.15の大亀は松平治郷が父のために建てたものですが、小泉八雲の作品にも月照寺の大亀として登場します。