鳥取県三徳山三佛寺にて2020/11/16撮影。
Nikon Z7
■撮影後記
古寺巡礼で全国の寺を訪れた土門拳が日本で一番美しい建築物として挙げた投入堂をいつか見たいと思っていました。
今回の中国地方ドライブ旅行では鳥取砂丘見学後、すぐに三佛寺(さんぶつじ)に向かいました。投入堂は三佛寺の奥の院ですが、かなり傾斜のきつい山道を登らないとたどり着けない、別名「日本で一番近づくことが困難な国宝」とも呼ばれています。
投入堂までの途中にはいくつかのお堂があり、濡れ縁に上がれるのですが、手すりもなく、下は絶壁で眺めは最高ですが下を見ての撮影は少々怖かったです(No.11、12、13)。
その別名の通り、這いつくばるようにしてたどり着いた末に辿り着いた投入堂は細い柱が印象的な優美で華奢な建物でした。投入堂は平安時代に建てられ900年以上そこにあります。その間何度も修理はされているのでしょうが、長期間この岩壁にあり続けたのは奇跡のように感じました。