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奈良県山の辺の道にて2023/1/18撮影。
Nikon Z7
■撮影後記
去年、次回の奈良旅行時の見学先を調べているときに偶然日本書紀に記載のある日本最古の道、山の辺の道の存在を知り、ぜひ歩いてみたいと思いました。思いついてから実行まで随分と時間が経ってしまいましたが、今回の奈良旅行で実現できました。
山の辺の道は三輪から奈良まで総延長26kmありますが、流石に長すぎるので桜井駅〜天理駅の区間を歩くことが多いようです。当日は万葉まほろば線の三輪駅から天理駅までの区間をほぼ一日がかりで歩いてみました。ちなみに歩数は3万歩を少し超えました。
今回のギャラリーは写真を時系列に沿って並べましたが、山の辺の道から少し外れた部分も含みます。例えば途中に景行天皇と崇神天皇の陵墓があるのですが、見学にはルートから少し脇道にそれる必要があります。
堂宇や仏像など数多くの重文がある長岳寺は見所が多いのでぜひ寄りたいところです。
歩いてみて分かったのですが、前半は石畳や無舗装の小路が多く風情があるのですが、そのうち舗装路が増えてきました。歩きやすいのですが日本最古の古道を歩くという旅情性は失われますね。
No.3の大神神社の参道の暗さは露出ミスではなく本当にこの写真くらい暗かったです。
No.4は大神神社のなでウサギ。年始の時は行列ができるほどの人気者です。
No.9は大神神社の末社の貴船神社。御祭神は水の神です。
No.15の玄賓庵は庭が美しいです。
No.17の石柱の書体は小林秀雄だそうです。パンフレット等でもよく見掛けるこのルートのアイコンですね。コースの前半部でいくつか見かけました。
No.21,23、沿道にはみかんの木が多いです。無人販売所も多いです。価格はどれも1袋百円。3,4袋買いました。水分補給に好適です。
No.42の石上神宮には鶏が沢山おり、ひっきりなしに鳴いていました。ここから天理駅までは天理教関係の巨大な建物が並び立ち、一大宗教都市といった景観が続きます。