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京都市山鉾町にて2023/7/22, 23撮影。
Nikon Z8, LUMIX GF9
■撮影後記
祇園祭はメインの祭り行事が前祭と後祭と2回行われます。
前祭の方が規模が大きいようですが、その分見物客も多いのでゆっくり見るなら後祭の方が良さそう、と思い後祭の日程に合わせて出掛けてみました。
宵山というのは祭りの主行事である山鉾巡行と神輿渡御(還幸祭)の前日3日間を指します。その間山鉾を出す山鉾町では会所を設け、山鉾本体、ご神体人形、懸装品の展示、粽(ちまき、お守りのこと)や手ぬぐいなどを売り出します。
懸装品というのは動く美術館と称される山鉾を飾る道具や飾り物です。主に西陣織や外国由来の織物が多いです。なかには重要文化財に指定されている物も珍しくありません。
個人的には山鉾巡行や神輿渡御よりも駒形提灯に照らされて輝く山鉾や懸装品の見学ができる宵山が楽しみでした。2日間出掛けてみたのですが、日が落ちて提灯に明かりが入ってからの雰囲気は他の祭りでは味わえないものがありました。猛暑の中、遠征した甲斐がありました。