ねじばな撮影王結果発表


撮影画像について
 サンプルは実際に同一日に同じ花をできるだけ大きく撮った(撮ろうとした)結果画像です。
できるだけ同じようなアングルで撮ろうとしたのですが、風で揺れる、ピントは合わない、 液晶は見難い、など思ったより難しかったです。
画像はレタッチはせず、RESIZEにより縮小のみしております。 (サムネイル画像をクリックすると大きな画像が表示されます)

順位 画像 コメント
1
D70+Sigma 50mm
混戦を抜け出しての優勝はD70+Sigma 50mm EX DG Macroとします。 撮影倍率ではE-1に負けますが、開放測光、AFが使える、露出が正確ということで 歩留まりがよかったです。 なお赤みが強いのはWBの変更をし忘れ、スピードライトの設定で撮ってしまったからです。
2
E-1+Sigma 50mm
撮影倍率では参加カメラ中の一位。 1位にしようかどうか迷ったのですが、AFが使えないのはまだしも、絞るとファインダーが暗くなって しまうのが痛い。さらに撮影後ピントの確認に再生画像の拡大をするのですが、これらのレスポンスが D70に比べて遅い、というのが響きました。 とはいえファインダーもF5.6までならそれほど暗くならないので小物撮りには純正の50mmマクロ以上に 良い組み合わせかもしれません。
3
COOLPIX SQ
3、4、5位は微妙な順位です。 SQは兄貴分のE4500に比べ撮影倍率は低いのですが、AFの速さ、合いやすさ、液晶の見易さなどの点で 少し上回るように感じました。その点を買って3位とします。
4
COOLPIX 4500
マクロ得意のスイバルの伝統は生きておりました。コンパクトとしてはワンツーフィニッシュです。 よくニコンのスイバル機はマクロのAFが合わないんだよねえ、という不満を聞きます。 確かにそれはそうなんですが、今回他のカメラと比較してみて、まだましな方だと実感しました。 それに回転液晶はやはり便利ですね。E4500の後継、なんとか出して欲しいものです。
5
D70+Zoom Micro
今回は撮影倍率の面で不利だったので5位に甘んじてしまいましたが、マクロでズームが使えると いうのは本当に便利です。 ただし最大撮影倍率は180mm時の値なので、被写界深度が浅い、レンズが重く支えるのが大変という ことでこの順位とします。もう少し大き目の花などなら文句なく一位になるでしょうが。
6
DiMAGE Z2
下位の3機種の順位はAFの合いやすさの順番です。 やはり液晶が固定されているとこのような丈の低い草花を撮るのは一苦労です。 Z2は一般的なCCDコントラスト式に加え、パッシブAFを積んでおりその効果なのか比較的ピントは 合いやすかったです。
7
Xacti J1
やはり最短撮影距離のスペック上の差を翻すことは難しかったようです。 とはいえごく普通のコンパクトでここまでのマクロ撮影ができれば充分でしょう。
8
Caplio R1
残念ながら最下位に沈んでしまいました。 1cmマクロは確かに強力なのですが、とにかくピント合わせがダントツに難しい。 さらに日中の屋外では液晶の見えが非常に悪いということで撮影では最も苦労を強いられたので この順位も止むを得ないでしょう。 ただワイドマクロは非常に強力なので、AFが中抜けしなければと思わずにはいられません。 後継機のR2ではマクロのAFが改善されたようですが、実際はどうなのでしょう、気になるところです。