ねじばな撮影王は誰だ!

 我が家の庭には毎年6月になるとねじばなが咲き始める。
小さな花なのでそれ程目立たないが良く見ると可愛らしい花である。 ただこの花を写真に撮るのは思いのほか難しい。
小さいし丈が低いので銀塩に比べてマクロが得意といわれるデジタルカメラといえども
一般的なモデルでは大きく撮るのは難しいであろう。
そこで手持ちのカメラの中でマクロ撮影が得意なデジタルカメラで撮り比べてみることにした。

ところで今回の採点基準だが、撮影倍率を重視するのは当然として、マクロ撮影ではピント合わせ
が難しいということから、ピントの正確さやピント合わせの容易さも同程度の重みで採点した。
さらにその他、特に目立った機能があった場合も多少は考慮することにした。
なお画質については考慮しないことにした。 と色々と書いたが結局は私の独断での順位付けになるのは止むを得ない(^_^;)

番号 名称 レンズスペック 特徴など
1 Nikon COOLPIX4500 38-155mm F2.6-5.1
最短撮影距離 2cm
(ズーム中間域)
トップバッターはマクロには定評のあるニコン・スイバル機。
デジタル一眼レフにどこまで迫れるか?
2 Nikon COOLPIX SQ 37-111mm F2.6-5.3
最短撮影距離 4cm
(ズーム中間域)
2番手はスタイリッシュスイバルSQ。
最短4cmとスペック上はE4500に一歩劣るがフィールドでの真の実力はどうなのか?
3 Ricoh Caplio R1 28-135mm F3.3-4.8
最短撮影距離1cm
(ズームワイド端)。
脅威の1cmマクロで優勝をもぎとるか?
4 KonicaMinolta DiMAGE Z2 38-380mm F2.8-3.7
最短撮影距離3cm
(67.5mm時)。
10倍ズームとJET AFと名付けられたハイブリッドAF(CCDコントラスト+高速パッシブAF)でマクロでも 優勝に絡んでくるか?
5 Sanyo Zacti J1 37-104mm F2.8-3.9
最短撮影距離7cm
スペック上はもっともおとなしいがバランスの良さで上位に 食い込む力は充分にありそうな動画コンパクト
6 Nikon D70,
70-180mmF4.5-5.6
70-180mm F4.5-5.6。
最短撮影距離37cm。
換算撮影倍率約1.1倍
ニコンの誇る世界唯一のマイクロズーム。
撮影倍率でやや劣るが、ズームという取り回しの良さを活かせるか。
今回の最重量級。
7 Nikon D70,
Sigma 50mm Macro
50mm F2.8。
最短撮影距離18.8cm。
換算撮影倍率1.5倍
APS-CサイズCCD搭載デジタル一眼は等倍以上の撮影が可能と いうことで今回の本命か?
8 Olympus E-1,
Sigma 50mm Macro
50mm F2.8。
最短撮影距離18.8cm。
換算撮影倍率約2倍
特別出場。
Nikon用レンズをアダプタ経由で装着。
掟破りの換算撮影倍率2倍という脅威のマクロ性能で優勝をさらうか?


 以上が出場選手(カメラ)であるが、さてその結果やいかに。